できない営業マンが言う言葉
できない営業マンが言う言葉あるある「結果は後からついてくる」
結果は後から付いてくる?
「結果は後から付いてくる」という言葉がありますが、ほんとに結果は後から付いてくるものなのでしょうか?そんなふうに考えたことありませんか?
当たり前の話ですが、結果は後から付いてくるのではなくやるべきことをやったから付いてくるのです。やるべきことをやった事象が結果として現れているだけのこと。
たとえば、どうしても乗り越えられない壁があったとして、それを乗り越えるためにどうするか考え、工夫し、何度も行動を繰り返し、ようやく乗り越えたという事実が出来る。これが、結果は後から付いてくる、です。
相談を受けてコンサルティングをしても中々結果が出ない、という人の多く見られるのが、スピード感(決断や行動を含む)があまりにも無さ過ぎたり、行動力が無いという人。あるいは、言い訳をスグにする人。
実際、結果の出ない数人の営業マンの話を聞いていると、頭でかっちになり過ぎていて、行動力、バイタリティに欠けていました。
それでも本人達は「地道に頑張っている」というのです。確かに地道に頑張っているのでしょうが、結果が伴わないのであれば、頑張っているという評価は客観的にはできません。所詮、あくまで本人による自己評価。自分は悪くないという評価に過ぎないのです。
そして、そういう人に限って「結果は後から付いてくる」というのです。これは、本人のスピード感、行動力の無さに対する言い訳にしか過ぎず、逃げの言葉であり自分への慰めの言葉、つまり、甘えているのです。
要は…、結果は後から付いてくる、という言葉は時として、現状から逃げている、ということであり、いかに結果が出ないかということを正当化しているに過ぎないのです。
それでも、「いやっ、コツコツやっていれば結果は付いてくる」と反論したくなるかも知れません。でも、そのコツコツのやり方が間違っていれば、良い結果は付いてこないし、コツコツやる、そのものを創意工夫しなければ結果など付いてこないのです。
結果は後から付いてくるものではなくて、あくまで取り組んだプロセスに対しての事実・事象にしか過ぎず、良い結果、悪い結果、どちらも結果です。良い結果を生みたければ「後から付いてくる」という発想、思考でいると、決して良い結果なんて生まれてきません。